はじめに
皆さんこんにちは!
東大卒、大手化学メーカーに勤める社会人2年目のマーケティング担当、らいくです。
今回はPart1の解説に引き続き、TOEICのPart2の記事を書いていきます!
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今回は、TOEICのリスニングセクションのPart2について解説します。
Partの特徴か解き方のコツまで丁寧に解説していくのでぜひ最後までお付き合いください!
TOEICとは
まだTOEICについて詳しく知らない方のために、まずはこの試験の基本的な概要を簡単に解説いたします。
もちろん、すでにTOEICについて詳しく知っている方は、この部分を読み飛ばしていただいても結構です。
TOEICは、最高で990点の試験です。しかし、単純に「合格」や「不合格」を決める試験ではなく、5点刻みでスコアが表示される形式を採用しています。
試験内容としては、リスニングとリーディングの2つのセクションに分かれています。リスニングは4つのパートからなり、45分間で100問に挑戦します。一方のリーディングも100問存在し、こちらは3つのパートを75分間で解きます。点数は1問ごとの得点制ではなく、各セクションで正答数に基づき最高495点を獲得することが可能です。
リスニングの問題は各音声が1回しか放送されないため、集中力が求められます。一方、リーディングはメールやチラシといった日常ではあまり目にしない形式の読解が出題され、時間管理が試されます。
私自身がTOEICで910点を獲得した際は、リスニングで450点、リーディングで460点を得ました。一般的には、リスニングが得意な方が多く、比較的高得点を出しやすい傾向にあります。
それでは次の章から実際にPart2について見ていきましょう!
TOEIC Part 2の概要
Part 2は、問題文が英語で読まれた後、それに続く応答として選択肢の英文が読み上げられます。
つまり、Part 2は問題文も選択肢も全て英語の音声で読まれます。しかも、問題数は25問ととても多く、問題文の疑問詞などを聞き取るための集中力を最後まで保つのが至難の業です。
また、最近は以下の例題のように回答となる選択肢に、直接的な応答ではないような表現が来ることも増えています。
Where should the new coffee machine be installed?
- a. Last week, it was broken.
- b. Yes, it makes great coffee.
- c. Sorry, I don’t know. Please ask Ben.
正解はc.です!
Whereに対して直接的な回答はしていませんが、応答の流れとしては自然で成立しています。
TOEIC Part2 の解き方と勉強法
TOEIC Part 2の解き方
Part 2で一番重要なのは問題文の形式を聞き取ることです。
問題文には、平叙文(普通の文章)と疑問文があります。体感では7割くらいが疑問文です。
また、疑問文には、一般疑問文(Do you – ? やIs this – ?などで始まり、YesやNoで回答するもの)と疑問詞疑問文(What, Who, Where, Whenなどで始まり、YesやNoでは回答しないもの)があります。
この形式を聞き取ることで大抵の問題は対処することが可能です。
一般疑問文の場合
YesやNo、または、同意や否定するような表現など、それに準ずるような選択肢が正解になります。
また、付加疑問文という場合も同様の答え方になります。
例)You’re coming to the party tonight, aren’t you?(あなたは今夜のパーティーに来るんだよね?)
疑問詞疑問文の場合
どの疑問詞が読まれたのか聞き取ることが重要です。
疑問詞は基本的に文頭に来るので、読み始めに集中する必要があります。
特に、WhereとWhenは聞き分けが難しいこともあるので注意しましょう。
回答は、直接的に答える場合が多いですが、先の例で出したように「知らない」と答える場合や疑問に疑問で返すパターンなどもあるので要注意です!
平叙文の場合
疑問文と違って応答の定形がないので、文意を汲み取る必要があります。語彙力とリスニング力の両方が問われるので、難易度が少し高いです。
落ち着いて聞き取れる単語をヒントに、意味に注目しましょう!
Part 2の勉強法
このパートの問題は、集中力を要すること、問題パターンに慣れることができれば正答率が上げられることから、模試や過去問にたくさんチャレンジすることが重要です。
もちろん、時間に余裕がある人は語彙の強化も非常に重要です。金フレには引き続き取り組むことが大事です。
また、疑問詞を聞き取るためにはコロケーション(単語と単語の発音のつながり)を意識しましょう。When youであれば「ウェンユー」ではなく「ウェニュー」のように聞こえるので、単語でなく文章として理解できるようにしましょう!
最近は、Youtubeなどにもパート2の練習問題がたくさん上がっています。是非挑戦してみてください。
最後に
今回はPart 2について解説しました。
問題は25問と多く、慣れればかなり正答率を上げられる得点源となるパートです。
慣れを作り、点数を稼いで、短期間のスコアアップをしてしまいましょう!
別のパートの対策や解き方のコツについては、また後日改めて記事を出したいと思います。長文になりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
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