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【コミュニケーション能力】『人は聞き方が9割』から読み解く、人間関係の悩みを改善する方法

はじめに

皆さんこんにちは!
東大卒、大手化学メーカーで社会人2年目のマーケティング担当、らいくです。

今日は永松茂久の著作『人は聞き方が9割』という、20代の若い人から年齢が上の方まで学ぶことが出来るおすすめの本を要約&解説していきたいと思います!

その前に、どんなやつが書いている記事なのか知りたい方もいらっしゃると思うので、私の簡単なプロフィールをご紹介します。詳細はコチラをご覧ください。

らいく
らいく
  • 東京大学文科三類現役合格、文学部社会心理学専修卒業
  • 大学時代、体育会運動部主将
  • 某大手化学メーカー、社会人2年目マーケティング担当
  • TOEIC 910、ウェブ解析士、Advanced Marketer

皆さんも「人は聞き方が9割」というタイトルを一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

著者は永松茂久さんで、彼の豊かな経験と独自の視点から教えてくれる人間関係のコツは本当に目からウロコです。

人間関係における一番のカギは「聞き上手になること」という教えは、非常に役立つので是非実践できるようになりましょう!

この本をオススメする人
  • 大人数で話をする際に、うまいこと言わなきゃと緊張してしまう人
  • 自分は「話すのが苦手」と思って、人間関係で一歩踏み出す勇気が出ない人
  • 就活や転職などにも役立つコミュニケーション能力を高めたい学生・社会人の方

それではさっそく見ていきましょう!

この本のテーマ

この本は、「なぜ「聞く人」はうまくいくのか?」、「人に好かれる人の聞き方」、「嫌われない聞き方」、「「また会いたい」と思われる人の聞き方」という4つの章からなっており、「聞き方」こそが円滑なコミュニケーションに重要だと説いています。

読者の方
読者の方

聞き方が9割なんて大袈裟だよ!

上手い話が出来ないと、面白い人だと思ってもらえないよ~!

こういう風に感じる方も多くいらっしゃるでしょう。なぜ「聞き上手」になることがそんなに重要なのでしょうか?

まず、コミュニケーションの質が向上します。

話を深く聞いてくれる人に対して、人間はだれしも基本的に話すことが好きなので、気持ちよく話をしてくれます。それにより、勝手に場が盛り上がり、話もだんだん面白くなっていくのです。

さらに、こういった相手の意見を尊重し、理解しようとする姿勢は、相手からの信頼感を高めます。

信頼・安心できる人に人間は心を開いてくれます。そして、その信頼感は人間関係をより強固なものにし、話し手の自己肯定感をも向上させます。

このように、「聞き上手」になることで、自分が話をすることがなくとも人間関係を良好に保つことが出来るようになるのです。

人に好かれる聞き方のコツ

相手を盛り上げる上手な聞き方

自分が面白いと思ったことを話しているときに、相手がつまらなそうにスマホをいじっていたらどう感じるか想像してみてください。

きっとだんだんと自信がなくなり声が小さくなり、「やっぱり何でもない」なんて言ってしまう姿が想像つきませんか?最終的には、そんな人とは話をしたくないとまで思うでしょう。

逆に、良くうなずき、リアクションをしながら一緒に面白がってくれる人が聞いてくれていたらどうでしょうか?

おそらく調子に乗って沢山話し込んでしまうでしょう!

永松さんが提唱する「魔法の傾聴」はまさにこれです。

相手の表情、話し方、体の動き、そして何よりその言葉から溢れ出る思いを尊重し真剣に聞くこと。これが好かれる聞き方の一番の近道なのです。

上手な聞き方のためのマインドセット

上手な聞き方を実践するために重要なのは、「敬意」「好奇心」をもって相手の話を聞くことです。

人はだれしも自分に持っていない経験や語り口をしてくれます。そこにはきっときらりと光るような面白いものが転がっているはずなのです。

相手の話が面白くないと感じるときはつまらなそうな態度をとるのではなく、「自分が相手の面白さに気付けていないのではないか」と考え直してみる必要があるかもしれません。

こういうスタンスをとるために、年齢や性別をはじめとしたバックグラウンドの情報に囚われずに「敬意」と「好奇心」を常に持てるような心の余裕があることが大事です。

嫌われない聞き方のポイント

嫌われない聞き方にもいくつかのポイントがあります。

その一つは、相手を否定しないことです。異なる意見を持つ人を尊重する姿勢は、コミュニケーションの基礎です。

誰だって相手に否定されたらいい気分はしないですよね。

また、自己中心的な話を避け、マウンティングせずに相手の話をしっかりと聞くことも重要です。

人間、注目されたいという承認欲求もありますし、人よりも優れていたいと感じるのが普通です。しかし、その行動の受け手がどんな風に思うのか、自分に置き換えて考えてみましょう。

これらが、人から信頼され尊重されるための重要なステップなのです。

私自身の経験とこの本を読んで感じたこと

私自身、大人数での飲み会や会議などの場面では、自分の発言が認められなかったらどうしようと考えることがしばしばありました。

「いい事言わなきゃ」とか思えば思うほど、プレッシャーが高まって緊張して、余計言えなくなってしまうなんてこともよくありました。

でも、この本を読んで「正しい聞き方」を出来ている人が少ないことを実感し、それがわざとじゃないことも理解出来ました。

そう思うと、なんだそんなもんかと思えてきて話すのが少し楽になりました。

また、自分の聞き手としての態度を振り返るいいきっかけにもなりました。

自分が「仲良くしたい」と強く思う人にはより意識的に「魔法の傾聴」を実践して、人間関係を良好に保っていきたいですし、つまらないと感じてしまう話にも「敬意」や「好奇心」が足りてないんじゃないかと客観視するようにしていきたいです。

昔、ある人に「知性とは物の価値がわかることだ」と言われたことがあります。
物の価値が分かる人になって、相手の話の面白さを引き出せるような知性の高い人間になっていきたいですね。

最後に

今回は永松茂久氏の『人は聞き方が9割』を要約&解説しました!

こちらのブログでは、このような読書レビュー(その他の要約記事『シンプルに結果を出す人の 5W1H思考』)以外にも、おすすめの本紹介「TOEIC」など資格取得に関する記事(『ウェブ解析士の記事はコチラ』)も書いております。併せてお読みいただけますと幸いです。

最後までご覧いただきありがとうございました。
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