はじめに
皆さん、こんにちは!
東大卒、大手化学メーカー勤務の社会人2年目マーケティング担当のらいくです。
就活生や若手社会人に向けて、キャリアを考えたりスキルアップしていくうえで役立つブログ記事を書いています!
今回は、アイデア出しに苦労している方に向けて、アイデア出しのコツと実践方法を紹介する記事になります!
ぜひ参考にしてみてください!
その前に、どんなやつが書いている記事なのか知りたい方もいらっしゃると思うので、私の簡単なプロフィールをご紹介します。詳細はコチラをご覧ください。
- 東京大学文科三類現役合格、文学部社会心理学専修卒業
- 大学時代、体育会運動部主将
- 某大手化学メーカー、社会人2年目、マーケティング担当
- TOEIC 910、ウェブ解析士、Advanced Marketer
アイデア出しってとても難しいですよね。
特に、「ハイそれでは考えてください!」みたいな感じで考えなければいけない時って思いつかないんですよね。。
私自身も、業務の中で企画を行う際のアイデア出しが苦手で、面白くないアイデアばかりで嫌気がさしてしまっていました。
ですが、たくさん取り組んでいくうちにいくつか有効な手段を見つけられました。
今回の記事ではその方法を皆さんにシェアできればと思います!
それではさっそく見ていきましょう!
アイデア生成の課題
新しいアイデアを常に求められる世の中ですが、そんな中、多くの人がアイデアを思いつくことの難しさを感じています。
アイデアってなかなか思いつかないんですよね!!
なぜなんでしょうか?
その理由とは何でしょうか。私なりに考察してみました。
ありきたりなものばかりになってしまう
アイデアは新しいものを生み出すためのものですが、我々の頭の中には既存の情報や知識が詰まっています。
そのため、新しいアイデアとして思いつくものが、既存の知識や経験に基づいたものになってしまうことが多いのです。
抽象的なアイデアになってしまう
具体的な形が見えづらい、実現方法が不明確なアイデアが出てくることも多々あります。
このような抽象的なアイデアは、実現の道のりが難しく、進めるのが困難となることがあります。
他人に引っ張られてしまう
周りの意見や流行に左右され、自分自身のオリジナリティが失われることも良くあります。
他人の意見に流されやすいと、自分独自のアイデアを生み出すことが難しくなります。
次々とアイデアを出してくる人を見ると、「どうして自分もそうできないのだろう?」と感じることがあります。しかし、アイデアを出せる人には共通の特徴があります。
- どの範囲の事を考えればいいのかはっきりさせている。
ーアイデアを考える際の枠組みやテーマを明確に持っています。 - どんなアイデアが求められているか正しく理解している。
ー市場のニーズやターゲットの期待をしっかり把握し、その上でアイデアを形成しています。
これらの特徴やアイデア生成の課題を理解することで、再現性を持ってアイデアを生み出すことができるようになります。
アイデアを生み出すプロセス
「アイデアが突如、頭に降りてきた!」という表現をよく耳にしますが、果たしてそれは真実なのでしょうか。
多くの場合、アイデアは突然やってくる魔法のようなものではありません。
実際は、我々がこれまでにインプットしてきた知識や経験、情報を組み合わせて生み出されるものです。
David Epsteinが著した『RANGE』という本には、一つの分野だけでなく様々な経験を積むことで、より幅広い視野を持ち、厚みのある思考ができると述べられています。
これはまさに、様々な経験や知識を積むことが、新しいアイデアの元になるということを示しています。
「RANGE」の解説記事はコチラから!
例えば、ある製品のデザインに悩んでいるとき、全く異なる分野、たとえば自然界の生物の形や動きからインスピレーションを得ることもあるでしょう。
あるいは、ビジネスの戦略を考える際に、歴史の中の戦術を参考にすることもあります。
これらは、異なる分野の構図を抽象度を高めて理解し、それを現在の課題に適応させることでアイデアが生まれる例です。
このように、アイデアを生み出すプロセスは、様々な情報や経験を蓄積し、それを適切な形で組み合わせることから始まります。
そして、異なる分野の知識や視点をもつことで、独自のアイデアを生み出すことができるのです。
実践的なアイデアの出し方
先程も申し上げたように、アイデアは天から降ってくるものではありません。
ですが、特定の手法や考え方を用いることで、効果的にアイデアを生み出すことはできます。
以下では、私が良く使うアイデアを出すための実践的な方法をご紹介します。
制約を設ける
制約と聞くと発想を難しく思想に感じるかもしれませんが、実はクリエイティビティの源となります。
具体的な方向性を持たせるためには、制約を設けることが非常に効果的なのです。
例えば、いきなり事業アイデアを考えろといわれた場面を想像してみてください。
何から考えていいかわからないですよね。
「SDGsに関連する」という制約を設けて事業アイデアを考えると、具体的な方向が見えてきてアイデアが浮かびやすくなりませんか?
ただし、制約を設ける際は、それが本当に問題解決の手がかりとなるか見極める必要があります。
こちらについては「イシューからはじめよ」を読んでよいイシューを見極められるようになって下さい!
分解する
複雑な問題や課題を細分化して考えることで、具体的なアイデアが生まれやすくなります。
たとえば、「少子高齢化を解決する」という課題を、「少子化の問題」と「高齢化の問題」とに分けて考えることで、それぞれの問題に対する新しいアイデアや解決策が見えてくるでしょう。
この時、分解の切り口は様々ありますが、5W1Hを活用すると分解しやすくなるのでオススメです。
こちらについては、この記事をお読みください!
視点を変える
一つの問題には複数の解決策が存在します。視点を変えることで、様々な解決策を思いつくことが可能になります。
たとえば、業績改善という命題の場合では、営業の視点からは売上向上が真っ先に思いつくかもしれません。
しかし、管理部門の視点ならコスト削減、マーケティングの視点からは顧客満足度の向上など、異なるアイデアが浮かんでくるかもしれません。
このように、様々な角度の視点からのアプローチを試みることが重要です。
また、他人との対話を通じて新しい視点を持ち込むことも効果的です。
身近な人に話してみてくださいね。
リラックスする
アイデアはリラックスした状態でより良く思いつきます。
ストレスフルな状態では、思考が固定化しやすく、遊び心を持った柔軟な発想が生まれにくいからです。
マインドフルネス瞑想をしたり、散歩をしながら考え事をしたり、趣味に没頭しながら思考を巡らせることで、新しいアイデアや視点が生まれることがあります。
私自身は、横になって目をつぶりながら考えたり、筋トレしながら考えたりすることが多いです!
これらの方法を組み合わせて使うことで、あなたなりのアイデアを探る方法を見つけてみてください!
まとめ
この記事を通じて、様々な視点からアイデア生成について深掘りしてきました。
始めに、アイデアを思いつくのが難しいと感じる多くの人たちの障壁や課題を明らかにしました。
特に、ありきたりなものばかりになったり、抽象的なアイデアに陥ったりする原因や、アイデアを得意とする人々の特徴について触れました。
次に、「アイデアを生み出すプロセス」という章で、アイデアが単に降りてくるわけではなく、多様な経験や知識を融合させることで生まれるプロセスを強調しました。
特に、『RANGE』という書籍からのインサイトを取り入れ、様々な経験が思考の厚みを生むことを強調しました。
そして、「実践的なアイデアの出し方」という部分で、具体的な方法として、制約を設ける、問題を分解する、視点を変える、そしてリラックスするという4つのアプローチを提案しました。
アイデアは天から降ってくる魔法のようなものではありません。
日々の経験や学び、そして実践的な方法を組み合わせることで生まれるものです。これからも、持続的にアイデアを生み出すための努力を続けて、新しい価値を創出していきましょう。
最後に
長文になりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
この他にも、おすすめの本の紹介や資格取得レビュー(ウェブ解析士はコチラ)、TOEICの各パート別の対策(パート1、パート2)やセクションの対策(リスニング、リーディング)、就活生に役立つ記事(ESの書き方、自己分析の方法)も挙げているので、そちらもぜひお読みください!
X(旧Twitter)(@ut_how_to_study)のフォロー、記事の拡散やリアクションを頂けると嬉しいです!
また、ブログ村やブログランキングの応援も非常にうれしいです!今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
ではまた!
コメント