はじめに
皆さん、こんにちは!
東大卒、大手化学メーカー勤務の社会人2年目マーケティング担当のらいくです。
就活生や若手社会人に向けて、キャリアを考えたりスキルアップしていくうえで役立つブログ記事を書いています!
今回は、「働く意味」について考えていきたいと思います。
初めに行っておきますが、この文章に結論はありません。
私自身も明確な答えを持っているわけではありませんが、このブログ記事をきっかけに皆さんと「働く意味」について議論出来たらと思っています。
その前に、どんなやつが書いている記事なのか知りたい方もいらっしゃると思うので、私の簡単なプロフィールをご紹介します。詳細はコチラをご覧ください。
- 東京大学文科三類現役合格、文学部社会心理学専修卒業
- 大学時代、体育会運動部主将
- 某大手化学メーカー、社会人2年目、マーケティング担当
- TOEIC 910、ウェブ解析士、Advanced Marketer
働く意味については、人それぞれに違う考えや悩みがあるでしょう。
経済的な安定を求めるのか、自己成長が目的なのか、社会貢献が大切なのか。
多くの人がこのような疑問に悩む一方で、私自身も「働く」ことの大目的は何なのか、と深く考えることがあります。
大学を卒業し、社会人として働いてみても、その明確な答えは見つかっていません。
この記事では、見つかっていないからこそ、働くことの多面的な意味について考察します。
また、働く意味を見つけるための手法や考え方についても言及します。
それではさっそく見ていきましょう!
なぜ働くのか: 主要な要素
働く最も根本的な理由は、多くの人が同じように、生計を立てるためでしょう。
経済的な安定は、私自身も含め、ほとんどの人が求めるものであり、これを達成するために働きます。
ですが、働くことにはもっと多面的な意味や価値があると考えています。
私たちは働くために生まれてきたわけではなく、稼いだ先にやりたいことが何かあったり、何か大きな目的を果たすために働いていたりするはずです。
もちろん、生計を立てることは重要ですが、その他にも働くを通じて何か大きなことを成し遂げたいと考えている人が多いのではないでしょうか。
自己成長と社会貢献はその大きな要素と言えるでしょう。
私もキャリアを通じてスキルを高め、人としても成熟していきたいと願っています。
また、自分の存在が何らかの形で社会や他人に寄与することができれば、それは非常に意義深いことだと感じます。
それでも、具体的に何を成し遂げたいのか、明確な目的を持っていないのが現実です。
多くの人が「成長したい」「社会に貢献したい」と漠然と考えるだけで、その目的を明確にすることは容易ではありません。
一緒に目的について考えてみましょう。
不明瞭な大目的: キャリアで何を成し遂げるのか
多くの人が、特に若い世代が、具体的な「大目的」に向かって働くことの難しさを感じています。
これは、若い人がまだ社会とのつながりが少なく、自分が何ができて、どのように社会に貢献できるのかがわかりにくいからです。
具体的な目標が見つからないまま働くことは、非効率で無意義な努力に感じられがちです。
では、大目的が見つからない状態でどう働けばよいでしょうか。
一つのアプローチは、とりあえず目の前の仕事に全力で取り組み、自分の能力や資質、興味関心とあっているか確認していくことだと思います。
新卒での入社後、よく「最低でも3年は働くべきだ」という意見がありますが、実際にはそれが最善の選択であるとは限りません。
自分に合わないと感じた場合、無理に続けるよりも早めに次のステップを考えるのも一つの方法です。
一方で、何もかもが合わないと感じた瞬間に逃げ出してしまうと、自分が何に向いているのか、何が好きなのかもわからずに終わってしまいます。
短期間だとしても、本気でその仕事や環境に向き合ってみる価値はあります。
逃げずに一度向き合ってみることで、自分自身の本当の価値や方向性が見えてくることもあるでしょう。
働くことで結果的に手に入るもの
私たちは働くことの見返りとして、お金をもらうことが出来ます。
しかし、このお金は自分自身の労働力を、自分の人生の貴重な時間を切り売りして稼いだものではありますが、それ自体は空腹を満たすもできませんし、寒さをしのぐこともできません。
お金を使って、何かを買うことでそういった効用を得ることが出来ます。
これらは、働くことで手に入るものと言えるでしょう。
同様に、働く場で形成される人間関係は、よく考えると一つの貴重な「収穫」です。
一生懸命に仕事に取り組み、同僚や上司、部下との信頼関係を築くことで、仕事以上のものを手に入れることができます。
これは、ただ単に仕事をこなす以上の価値があり、人生そのものを豊かにしてくれる重要な要素です。
また、仕事に本気で取り組んでいれば、目標を達成した時、プロジェクトを成功させた時、その小さな楽しみや達成感は計り知れないほどの充足感をもたらします。
この充足感や達成感も、結果的に手に入るもののひとつです。
このような経験は、それ自体が長期的に大きな目標に繋がっていく可能性もあります。
こういった働いた結果として手に入るものも、働く意味になってくるものなのかもしれません。
働く意味を多角的に考える
イソップ寓話「3人のレンガ職人」から学ぶ
イソップの寓話に、興味深い話があります。
それは「3人のレンガ職人」の話です。
この話で、3人のレンガ職人がそれぞれ「あなたは何をしているんですか?」という質問に対して異なる回答をします。
- 一人目の職人は、「見りゃわかるだろ、レンガを積んでいるんだ」と答えます。
- 二人目の職人は、「生計を立てるために一生懸命働いているんだ」と言います。
- 三人目の職人は、「歴史に残るような大聖堂を建てているんだ」と目を輝かせて語ります。
この3人を比較すれば、明らかに三人目の職人が一番モチベーションが高いですよね。
しかし、きっと初めてレンガを積んだ日にこのような高尚な理由で働いていたわけではないでしょう。
一生懸命働くことで得た経験、そしてその中で感じた達成感や自己成長が、次第に大聖堂を建てるという歴史に残るような目的に繋がったのでしょう
これが重要なポイントですが、もしレンガ造りがこの人に向いていなければ、一人目の職人のようになってしまう気がします。
つまり、大聖堂を建てたいという目的にたどり着くためにも、その前に自分に合った仕事が何なのかを見極めるステップが必要なのです。
働く目的を探し続ける
働く目的を一朝一夕で見つけ出すことは簡単ではありません。
多くの人々が一生かけてもその答えを見つけられないことも少なくありません。
しかし、その探求自体がまた一つの価値となるのです。
目的を持って働くことができれば、それは大きな幸せとなります。
特に、自分が何を実現したいのか明確になった瞬間、働くことに対するモチベーションが格段に上がります。
私自身は今のところ、マーケターとして働く目的を、良い商品の素晴らしい価値が、求める人々のもとに行き届く世界を作ることだと考えています。
ただ、どんな製品のどんな価値を届けるかといった具体的な点については、まだ明確になっていません。
しかし、それは決してネガティブなことではありません。
むしろ、この不明確な部分を明らかにするために一生懸命働くことが、次のステップとなると思っています。
まとめ
このブログ記事を通じて、働く意味や目的について多角的に考察してきました。以下、主要なポイントを振り返りたいと思います。
なぜ働くのか: 主要な要素
働く理由は人それぞれ異なりますが、生計を立てるためという基本的な動機は多くの人に共通しています。
しかし、それだけでなく、自己成長や社会貢献といったことも働く大きな要素となり得ると考えています。
不明瞭な大目的: キャリアで何を成し遂げるのか
特に若い人々にとって、明確な目的を持って働くことは難しい場合が多いです。
しかし、目の前の仕事に一生懸命取り組むことで、自分自身が何に価値を感じ、どう貢献したいのかを見つけられる可能性があります。
働くことで結果的に手に入るもの
仕事を通じて得られる人間関係の豊かさや、小さな楽しみや達成感は、頻繁に見落とされがちですが、これらもまた働く上での重要な要素です。
働く意味を多角的に考える
イソップ寓話「3人のレンガ職人」を引用し、働く意味は一人ひとりの視点やステージによって変わってくるという事実に触れました。
そして、そもそも自分に合った仕事でなければ、目的を抱くことすらできない可能性を示唆しました。
働く目的を探し続ける
働く目的は簡単に見つかるわけではありませんが、その探求自体が新しい価値を生み出してくれます。
一生懸命働くことで、きっと目的を見つけられます。
働く理由や目的は一人ひとり違いますが、その多様性が働く醍醐味でもあります。
目的が不明確な時期もあれば、それを明確にしたいという希望もあります。
どの段階にいても、働くことで得られる何かがあるはずです。
それを見つけ、理解し、享受する過程が、働く意味をより深くしてくれるのではないでしょうか。
この記事があなた自身の「働く意味」を考える一助になれば幸いです。
自己分析についての記事も参考にしてみてください
そして、あなたなりの「働く意味」をコメントやXのリプライで教えていただければ幸いです。
最後に
長文になりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
この他にも、おすすめの本の紹介や資格取得レビュー(ウェブ解析士はコチラ)、TOEICの各パート別の対策(パート1、パート2)やセクションの対策(リスニング、リーディング)などの就活生や若手社会人の方に役立つ記事も挙げているので、そちらもぜひお読みください!
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