はじめに
皆さん、こんにちは!
東大卒、大手化学メーカー勤務の社会人2年目マーケティング担当のらいくです。
就活生や若手社会人に向けて、キャリアを考えたりスキルアップしていくうえで役立つブログ記事を書いています!
今回は、25卒や26卒の方に向けて、就活のやり方や流れを徹底解説する記事をお届けします!
一般的な知識に加えて、私が大学生時代にどのような就職活動を経て、現職の大手化学メーカーに内定し、どのように考えて入社を決めたかを振り返り、就活生の皆さんの助けになるような記事を書ければと思っています。
その前に、どんなやつが書いている記事なのか知りたい方もいらっしゃると思うので、私の簡単なプロフィールをご紹介します。詳細はコチラをご覧ください。
- 東京大学文科三類現役合格、文学部社会心理学専修卒業
- 大学時代、体育会運動部主将
- 某大手化学メーカー、社会人2年目、マーケティング担当
- TOEIC 910、ウェブ解析士、Advanced Marketer
私は運動部の主将を務めており、部活にコミットしすぎて就職活動に対しての感度が低い方でした。
3年生の途中で周りがインターンに行きはじめて、とても焦りを感じたのを覚えています。
ですが、危機感を感じて本格的に入念な準備と対策を積んだ結果、メーカーでの就活では無敗のまま志望していた大手化学メーカーに内定を頂き入社を決めました。
正直いって肩書はよいので楽に内定をとれたと思われがちですが、順風満帆で満足のいくような就活ライフではありませんでしたし、苦労もたくさんしました。
そんな私だからこそ、今だから言える後悔や反省から皆さんに活かしてもらえるような情報を提供できる部分があると思いこの記事を書くことにしました。
内容は、就職活動全体を通してのスケジュール感や就職活動のなかで気を付けるべきこと、最終的な意思決定の判断基準などをお伝えできればと思っています!
それではさっそく見ていきましょう!
就職活動のスケジュール全体像
就活っていつからはじめればいいの?
私は、就職活動はおそくとも大学3年生の春頃から始めるべきだと思います。もちろん、もっと早い時期から考えていても全く問題ありません。
3年生の春から徐々に情報収集を始め、夏秋冬とインターンの選考を受けながら、自己分析や企業理解を深めて志望企業をまとめ、3年生の3月から4年の6月くらいにかけて本格的な選考が進んでいくというイメージです。
なぜこんなに準備期間が必要かというと、新卒で入社する企業を決めるというのは今後の人生を大きく左右する重大な決断であり、自分のこれまでの人生を振り返り、自分自身がどういう人間なのかを見つめ直して、それとマッチするような企業を探す必要があるからです。
ぜひ、納得いくように十分な時間をかけてみてください。
私の就活体験記:就職活動の具体的なスケジュール
それでは、私自身のスケジュールがどんなだったかご紹介します。
大学3年生春:就活スタート!
私が就職活動を始めたきっかけ
私自身は3年生の5月半ばくらいから就職活動を始めました。
というのも、2020年に3年生になった直後くらいに、新型コロナウイルスが世界中で大流行し始めたことで、部活動が止まりとても暇になったからというのが主な理由です。
特にやることもなく暇で就活を始めてみたというのんきな感じでしたが、周りがとても意欲的に就活を進めている様子を見て、かなり焦りを感じました。
まず、そもそも社会について知らなすぎるので、どんな業界があるのか、どんな働き方があるのか、右も左も全くわからない状況でした。
当時の志望業界とその理由
私は、ネームバリューを求めて東京大学を志望していたような、見栄っ張りな性格でした。
就職活動でも、どんなことをしたいかよりも年収や世間からの評価といった部分を一番意識していました。
そのため、志望していたのは「商社」や「デベロッパー」、「外資コンサル」という、知名度や就活難易度が高いところばかりでした。
学んでいる専門分野や、自分が最も関心あることなどといった高尚な理由は残念ながらひとつもありませんでした。
もっと自己分析をして、どんなキャリアを描きたいかしっかりと考えておけばよかったと今では思います。
自己分析のやり方についてはコチラの記事で詳しく解説しています!ぜひご覧ください。
読者の皆さんは、新卒での就職活動は一度きりなのでぜひ真剣に考えてみてくださいね。笑
インターン失敗の3年生夏・秋
私の時は、コロナウイルスの影響で、学生たちが一斉に就活を始めました。
その結果、各企業のインターンシップの倍率は急激に上昇しましたが、私はこの流れに乗り遅れてしまいました。
その結果、夏のインターンは何社か出したものの1社のみ通過という散々な状況になりました。
その理由として、ES(エントリーシート)の内容の準備不足が挙げられます。
あまりにもひどく、結果としてインターンに落ちまくるという状況に陥りました。
エントリーシートでは、「事柄」のすごさよりも、その内容を通じて「人柄」を伝えることが大事です。
友人や先輩などに添削してもらうことで、感覚をつかむことが出来ると思いますので、必ず見せるようにしましょう!
エントリーシートの書き方について、詳細はこちらの記事をご覧ください!
エントリーシートが通り、面接に進んだ場合でも苦労しました。
他の学生は、志望動機などでしっかりしたことを言えるのですが、私は熱量を注いでいる部活以外は浅いことしか言えませんでした。
彼らが自己分析や企業分析にたくさん時間をかけて準備していたからこそ、その差は歴然でした。
幸い、某大手保険会社の4日間のインターンシップには運よく合格することが出来ました。
しかし、実際に行ってみると、会社の雰囲気や仕事内容が想像していたものと大きく異なり、いく気にはなれませんでした。
事前の業界研究や企業研究がとても大事だということを痛感させられました。
自己分析・企業研究の3年生冬
夏秋のインターン選考での失敗を糧に、冬に入って弱点だったエントリーシート(ES)の改善に取り組みました。
具体的には、OB訪問や就活エージェントを活用して自己分析を深め、多角的なフィードバックと添削を受けながらESを修正しました。
また、以下に無料で使えておすすめの就活エージェントサービスをご紹介するので、ぜひご活用ください!
自分一人で考えるのではなく、いろいろな人に見てもらうことで、自分がどんな人間なのか、社会に出てどんなことをしたいのかを明確に言語化したのです。
さらに、OBや社員さんから実際の業務についての話を聞くことで、業界や企業への理解を深め、より具体的な志望動機を固めることができました。
こういった機会は、OB訪問や社員座談会などのイベント参加で自分から積極的に作っていくことが必要です。
これらの活動による言語化が大きな自信となり、ESや面接で自分の考えをしっかりと伝える力が増しました。
その結果、努力が実を結び、冬のシーズンにある大手デベロッパーのインターンシップに合格することができました。
この成功は、私にとって大きな自信となり、本選考に臨むうえでの強みとなりました。
本選考(ES提出と面接):成功の秘訣
最終的な志望業界とその理由
最終的に、本選考には「食品・飲料メーカー」、「化学メーカー」、「デベロッパー」、「総合商社」など、多岐にわたる業界で挑戦しました。
これらを選んだ理由は、運動部の主将として培った人を巻き込む力が発揮でき、モノづくりに関われること、そして収入や待遇に魅力を感じたからです。
書類選考の対策
エントリーシート(ES)は、これまでOB訪問等で言語化してきた内容を盛り込み、推敲に推敲を重ねて自信を持って提出しました。
具体的には、「リーダーシップ」という一般的な単語を使わずに「支援型リーダー」というように独自性を出す工夫することで、文章から人柄が伝わるように気を付けました。
その結果、エントリーした18社全てで書類選考に合格しました。
また、SPIなどのウェブテストもきちんと準備して挑んだことが良い結果をもたらしました。
時間をかけて参考書に取り組み、解き方のコツなどのネット記事なども参考にしました。
面接対策
面接では、YouTubeなどを参考にしながら、結論ファーストの話し方など、自分独自の回答スタイルを作り上げました。
OB訪問だけでなく、友人とも面接練習を行うなど、とにかく自分の言葉で語れるようにアウトプット沢山して、そこに対する他の人からのフィードバックを頂いて、自分が納得いくまでブラッシュアップをしました。
面接対策についても詳細記事でくわしく語っています!ぜひご覧ください。
これにより、面接でも自分の魅力を最大限に発揮することができました。
結果として、メーカー関連では無敗を保ち、特に志望度が高かった大手化学メーカーから5月に内定を頂くことができました。
最終決定の判断基準
大手化学メーカーから5月に内定を頂いた後、他の選考は第一志望だった大手デベロッパーを除いて全て辞退しました。
その理由は、大手化学メーカーでは、「自分らしく」働けると感じたからです。
当初重要視していた周りからの評価や収入面以上に、「自分らしく」働くことが重要だと考えたのです。
そのため、最も志望度が高かった大手デベロッパーの最終面接では、合格するために背伸びして取り繕うことなく、自分自身をありのままに表現しました。
結果として、そのデベロッパーからは不合格の通知が届きましたが、それは「縁」がなかったと受け取りました。
この結果を受け、清々しい気持ちで大手化学メーカーに入社することを決定しました。
これが私の就活の全貌です。
そして入社して働いてみて、自分の決断は全く間違いではなかったと感じています。
ネームバリューや、年収などのわかりやすい部分に見栄を張って就職先を決めるのではなく、ぜひ自分自身に最も合うと思える企業を選んでみてください!
まとめ
本記事で紹介したように、夏・秋のインターンシップ失敗から冬の改善策、そして本選考での成功と、一年間にわたる就活は浮き沈みが激しいものでした。
それでも、最終的には自分が心から働きたいと思える大手化学メーカーに内定を獲得できました。
私の失敗経験から言えることは、以下の2つです。
- ESでは、自分の強みを独自性を持たせて表現すること
- 企業選びでは、他者からの評価に流されず自分の軸で考えること
これを読んだ皆さんが少しでも就職活動のイメージを膨らませることができ、志望企業の合格に近づくアクションを起こせることを祈っております。
また、就活エージェントを使って専門家に相談しながら進めていくことも非常に有効です!
以下に無料で使えておすすめのサービスをご紹介するので、ぜひご活用ください!
また、就活に向けて、人としてどのようなスキルを高めるべきかをとても丁寧に言語化されている『採用基準』という本を読むこともおすすめです!
読む時間がない人向けに、解説記事もあるので、ぜひこちらを読んで他の人との差をつけちゃってください!
最後に
長文になりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました!
この他にも、20代・30代の方が是非とも読むべき本の紹介や資格取得レビュー(ウェブ解析士はコチラ)、TOEICの各パート別の対策(パート1、パート2)やセクションの対策(リスニング、リーディング)などの就活生や若手社会人の方に役立つ記事も挙げているので、そちらもぜひお読みください!
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ではまた!
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