【生産性向上】ちきりん氏の『自分の時間を取り戻そう』を東大卒が解説!

キャリア

はじめに

皆さん、こんにちは!
東大卒、大手化学メーカー勤務の社会人2年目マーケティング担当のらいくです。

就活生や若手社会人に向けて、キャリアを考えたり自己投資をしたりするうえで役立つブログ記事を書いています!

今回は、ちきりん氏の著作『自分の時間を取り戻そう』の内容をぎゅっと要約し解説していきます。

この本を読んで学んだ、時間管理と生産性向上の教訓を共有し、なぜ今、生産性を高めることが重要なのか私なりの考えを交えて共有いたします。

特に、忙しさで自分のやりたいことが出来ていないと感じていたり、今後の人生でどんなことを成し遂げられるか不安になっていたりする人にはお勧めです

具体的な解説に入る前に、どんなやつが書いている記事なのか知りたい方もいらっしゃると思うので、私の簡単なプロフィールをご紹介します。詳細はコチラをご覧ください。

らいく
らいく
  • 東京大学文科三類現役合格、文学部社会心理学専修卒業
  • 大学時代、体育会運動部主将
  • 某大手化学メーカー、社会人2年目マーケティング担当
  • TOEIC 910、ウェブ解析士、Advanced Marketer

現代社会では、仕事、家事、育児などに追われ、多くの人が忙しすぎる生活を送っています。

このような生活は、体や心の健康に悪影響を及ぼすだけでなく、本当にやりたいことを後回しにしてしまう傾向があります。

しかし、これは避けられない運命なのでしょうか?

こういったことに対して、ちきりんさんは『自分の時間を取り戻そう』にて、「生産性」を高めることで解決できるとおっしゃっています。

「生産性」という概念は、AIなどのテクノロジーが急速に進化する現代において、人生を豊かにするために不可欠です。

生産性を高めることは、ただ効率的に仕事をするということではなく、自分の時間を有効に活用し、より充実した生活を送ることに直結します。

私たちは、忙しさに満足せず、生産性を高めることで、人生を豊かにする方法を学ぶ必要があります。

この記事は、以下の3つのタイプの方々に特におすすめです!

この記事をオススメする人
  • 日々の業務の忙しさに追われており、効率的な時間管理を求める若手社会人の方
  • 仕事とプライベートのバランスを改善し、どちらも成果を出したい中堅社員の方
  • 家事や育児に追われるが自分の時間も大切にしたい主婦(主夫)の方

私たちは、このブログを通じてちきりん氏の教訓を生活に取り入れ、忙しい毎日の中でも自分の時間を確保し、生産性を高める方法を学びます。

それでは、この学びの旅を一緒に始めましょう!

生産性とは何か – 本質的理解

この章では、生産性の真の意味を探り、それが私たちの生活においてなぜ重要なのかを深く考察します。

生産性の定義

読者の方
読者の方

さっきから「生産性」というワードがたくさん出ているけど、どういう意味なの?

生産性とは、ある目的に対するインプット(リソースの投入量)に対して得られるアウトプット(成果)の量を指します。

例えば、仕事における労働時間がインプットであれば、その時間内に完成させたタスクの量や質がアウトプットになります。

しかし、生産性は単にタスクの完了速度だけでなく、その成果がどれだけ価値あるものであるかも考慮する必要があります。

生産性が個人の生活において重要な理由

現代社会では、技術や環境が良くなったことで様々なことが出来るようになった一方で、たくさんのやりたいことが生まれ、多くの人が「忙しすぎる」と感じています。

忙しさが理由で自分のやりたいことに時間を割けないというのは、生産性が低いためです。

生産性を高めることによって、同じ時間内でより多くのことを成し遂げることが可能になり、結果として自分の時間をより自由に使えるようになります。

これは、仕事だけでなく、家事や趣味など個人生活の各面においても同様です。

生産性が低いことによる問題点

生産性が低いことによる問題は多岐にわたります。

たとえば、仕事において生産性が低いと、同じタスクをこなすのに余計な時間がかかり、過労やストレスが増大します。

また、個人の生活においても、家事や趣味などに十分な時間を割くことができず、結果としてライフバランスが崩れることがあります。

これは、心身の健康や幸福感にも悪影響を及ぼします。

生産性を高めて、よりよい生活を手に入れましょう!

次章では、生産性に対する誤解を解説します!

生産性へのよくある誤解

前章で、生産性に関してその定義と重要性について学びました。

しかし、世の中には生産性に対する誤解も多く存在します。

この章では、そうした誤解を解き明かし、生産性がどのように私たちの生活にプラスに作用するかを説明します。

生産性と「人間的な温かみ」の誤解

生産性を高める努力をしている人に対して、「人間的な温かみがない」とか「息がつまるような感じがする」という批判的な意見を耳にすることがあります。

しかし、これは生産性の本質を誤解している結果です。

生産性は、ある目的に対して、インプットから得られるアウトプットの量だといいました。

もし目的が「人から温かみのある人間だと評価されたい」というものであれば、それに対して最大効率になるように振舞えばいいのです。

すなわち、生産性を高めることは、アウトプットの質を向上させることに貢献し、それは人間関係やコミュニケーションを含むあらゆる分野にも適用可能なのです。

学校教育における生産性への誤解

ちきりん氏は、学校教育における生産性の低さを指摘しています。

一律のカリキュラムによって、実際にはもっと効率的な学び方があるにも関わらず、それが活用されていないのです。

これに対する反論として「学校には他の学びがある」という意見もありますが、これは生産性の話から価値の有無へと論点がずれています。

学校の生産性が低いという指摘は、学校に価値がないという意味ではなく、より効率的な方法でその価値を得ることが可能であるということを示唆しています。

つまり、反論に見えるようで反論になっていないのです。


この章を通じて、生産性への一般的な誤解に対する私の考えを皆さんにお伝えしました。

生産性は、高めれば高めるほどいいということがわかっていただけたのではないでしょうか。

生産性が高まることは、私たちの生活を豊かにし、さまざまな価値を生み出すことに繋がるのです。

次章では生産性の高め方を見ていきましょう!

生産性を高めるためのステップ

ここでは、具体的に生産性を高めるためのステップについて詳しく掘り下げていきましょう。

あらためて、生産性とは、インプット(投入量)に対するアウトプット(成果)の割合です。

生産性を高めるためには、①アウトプット量を保ちながらインプット量を減らすか、または②同じインプットでアウトプット量を増やすことが必要です。

読者の方
読者の方

インプットを増やして、アウトプットをもっと増やすというやり方はダメなの?

ちきりん氏は、上記のインプットを増やすやり方を否定しています。

なぜなら、インプットを増やすことでアウトプットを増やせてしまう環境では、私たちは生産性を高めるための工夫をしなくなってしまうからです。

これを頭に入れたうえで、実際に行動にどう活かすかが高い生産性への鍵となります。

インプットを減らす

生産性を高めるためには、まずインプットを減らすことが重要です。

例えば、従来2時間かけていた仕事を1時間以内で完了させることを目指すとします。

これには、タスクの優先順位付け、必要ないステップの削減、集中力を高める環境の整備などが含まれます。

この制約を設けるというプロセスを通じて、より効果的な方法で目的を達成するための工夫やアイデアが生まれます。

私も仕事をする際に、タイマーで制限時間をかけることで、その中でどうにか終わらせるための工夫を迫られるので、とても効率よく仕事が出来ています。

かけてよいリソースを減らすことで、生産性を高めていきましょう!

アウトプットを正しい方向に導く

次に、インプットの量は変えずにアウトプットの質を向上させる方法を探ります。

これには、取り組むべき問題の特定や、それに対する優先順位の設定が不可欠です。

仕事においては、重要なタスクにリソースを集中させ、効率的に高い成果を出すことを目指します。

これにより、時間の無駄遣いを防ぎ、より価値のあるアウトプットを生み出すことが可能になります。

『イシューからはじめよ』で安宅和人氏もおっしゃっていますが、イシュー(重要な課題)を特定せずに努力することは「犬の道」と言われるくらい効率が悪いです。

解説記事も合わせてご覧ください。

同じ時間をかけるとしても、意味のある時間にするために、問題を特定し優先順位付けをして、重要なものに最優先で取り組むようにしましょう。

まとめ:自分の時間を取り戻し、生産性を高める

皆さん、こんにちは。これまでの章では、ちきりん氏の『自分の時間を取り戻そう』から得た教訓を探求し、私たちの日常生活における生産性向上の重要性について考察してきました。

この最終章では、これまでの学びを総括し、重要なポイントを再確認します。

私たちは、生産性の真の意味を理解し、それを高めるための具体的なステップについて学びました。

また、生産性へのよくある誤解を解きほぐし、その重要性を深く理解しました。

生産性を高めることは、仕事の効率化だけでなく、私たちの全体的な生活の質を向上させ、本当に重要なことに時間を割く余裕を生み出すことにつながります。

グレッグ・マキューン氏の『エッセンシャル思考』でも同様のことが語られています。解説記事もありますので合わせてご覧ください。

このブログを通じて提供した情報は、『自分の時間を取り戻そう』という本の表面をかすめるに過ぎません。

実際に本書を手に取り、じっくりと読むことで、より深い洞察と具体的なアドバイスを得ることができるでしょう。

本書は、私たちが日々直面する時間管理の問題に対して、実用的で効果的な解決策を提供します。

私自身、この本から得た学びは、時間管理と生産性向上において非常に役立っています。

皆さんにも、ちきりん氏の洞察に耳を傾け、自分の時間を効果的に管理し、生産性を高める方法を見つけていただきたいと思います。

ぜひ『自分の時間を取り戻そう』を読んで、より充実した人生を送るためのヒントを見つけてください。

最後に

長文になりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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